こんばんは、不動産コンサルタントのガッシーです。昨日29日に、土地売買の目安となる7月1日時点での《基準地価》が発表されました。前年度からの傾向としましては、コロナ感染拡大に伴う外出自粛や訪日外国人旅行客(インバウンド)の減少により、これまで地価上昇を牽引してきたホテルや商業施設の需要が落ち込み、全国的に反落基調となりました。全国平均で[商業地]は,マイナス0.3%と5年ぶりに下落し、[住宅地]は,マイナス0.7%と下落幅が拡大しました。コロナの影響が長期化して経済状況がさらに悪化すれば、地価下落の勢いは更に強まると考えます。