『地方圏の住宅地 上昇』という新聞の見出しに違和感

『地方圏の住宅地 上昇』という新聞の見出しに違和感☹️

東大阪の不動産コンサルタント ガッシーこと東野です

昨日、2019年の《公示地価》が発表されましたね ^ ^
〜 公示地価とは 〜
全国であらかじめ指定された地点において、毎年1月1日
時点での土地の価格を国交省が発表するものです。
これは土地売買の目安となるだけでなく、固定資産税の
計算にも使われる重要な基準となるものです。

さて、改めまして今年の動向は?ということで新聞の見出しを見ると、さも地方圏の住宅地の価格が上がり「景気良さげ」と勘違いさせる言葉に僕は違和感を感じてしまいました。

よく調べてみると 上昇している地方圏とは、札幌・仙台・広島・福岡の主要4都市圏のことで、駅前再開発や訪日客の増加が原因で若干の上昇が見られるということ。

要するに何が言いたいのかというと、
上記の主要4都市以外の「地方」の地価は、ほんの一部を除いては上がっておらず、むしろ下がっている箇所も多々あるという事実です。

この事は 去年の“路線価”の動向をお伝えしえした時と同様、住宅地・商業地ともに、上昇する地点と下落する地点の 二極化 がさらに進んでいるとも言えます。
今後もこの傾向は続くと思いますので、不動産の売買をされる際は、慎重な判断をされますよう助言を申し上げます。。

このウェブサイトについて

国土交通省は19日、2019年1月1日時点の公示地価を発表した。東京、